【2023年】特等席で観る「隅田川花火大会」は屋形船の特権!

オススメ情報

隅田川花火大会

2023年隅田川花火大会開催決定!
開催日:2023年7月27日(土)
予備日:なし(荒天中止)
時間:19時~20時30分
場所:隅田川(桜橋下流~言問橋上流、駒形橋下流~厩橋上流)

毎年7月下旬に行われる「隅田川花火大会」は、まさに東京の夏の風物詩。

その歴史は長く、享保18年に死者の霊を慰め、悪霊退散を祈願する水神祭として両国の川開きが行われ、その時に隅田川両岸の水茶屋が余興に花火を見せたことが始まりと言われています。

隅田川花火大会の会場は浅草近辺の第1会場と蔵前近辺の第2会場の2箇所で、これは江戸時代の有名花火屋「たまや」と「かぎや」が両国橋の上流と下流でそれぞれ打ち上げを行った名残と言われています。

第1会場では両国ゆかりの花火業者が花火のコンクールで技を競い合います。

花火の打ち上げ数ではトップクラスの「隅田川花火大会」

隅田川花火大会は第一会場と第二会場、どちらも規模は同じくらい

隅田川花火大会は第一会場と第二会場、どちらも規模は同じくらい

隅田川花火大会は街中の便利な場所で行われる大会ですが、実は周囲に民家が密集しているため大玉の花火は打ち上げられないという制限も。

しかし、そのぶん打ち上げ数にこだわりがあり、22,000発という打ち上げ数は全国の花火大会の中でも上位に入ります。

非常に見物客が多いことでも有名で、近くの公園などは人がごった返し、よい場所をおさえるのは至難の業。しかし、こういう時こそ屋形船の出番です!

特等席で花火が見れる屋形船!とはいえ隅田川の上も大混雑

隅田川の上も屋形船で大渋滞!

花火大会当日はたくさんの屋形船が会場近くに集まります。岸より花火に近いところで見物できるので、迫力も満点

隅田川は川幅が狭く、流れの速い川で、しかも花火大会の日は一年で唯一隅田川が船の渋滞を起こす日!そのような条件の中、絶好の場所取りができるのは、 船頭さんのベテランの技のおかげでしょう。

花火大会開催当日早くも屋形船が場所取りに

花火大会開催前の隅田川には、すでに屋形船が待機

なお、花火大会の日は、屋形船の予約が最も早く埋まる時期のひとつ。早めに予約して納涼船でゆったり花火見物をしてみたいですね。

「隅田川花火大会」屋形船予約の注意点

花火大会開催の朝の隅田川

花火大会の場合、貸切屋形船の運行は最低30名以上となっています。また、乗合屋形船はだいたいゴールデンウィーク明けごろから募集を開始し、最低2名からで予約を受け付けているところが多いようです。

隅田川花火大会の屋形船料金・お料理について

花火大会実行員会により、屋形船の観覧会場エリアが限定されています。

どの船宿も早めに出船して、よりよい場所から観覧できるように設定。所要時間も通常なら2時間30分~3時間のところ、6時間というところもあるようです。

また、観覧会場が火気厳禁のため、船内で天ぷらを揚げることができません。花火大会で屋形船を予約する場合は、以下の点をご留意ください。

  • 隅田川花火大会の料金は例年63,000円以上
  • 隅田川花火大会の料理は特製弁当が主流
  • 貸切屋形船は30名~40名以上からが多い
  • 貸切屋形船の予約は1年前から、乗合貸切船はGW明けからが目安
  • 花火大会順延の場合は船宿で対応が異なるので事前確認を!

隅田川花火大会の屋形船乗船場所について

浅草・浅草橋だけではなく、品川エリアやお台場エリアから出船する屋形船もあります。詳しくは「屋形船の達人」へおたずねください。

<隅田川花火大会会場概要>
開催日:例年7月第4土曜日 19時~20時30分
ホームぺージ
■第1会場:約1万発(桜橋下流~言問橋上流)
地下鉄銀座線・地下鉄浅草線・東武スカイツリーライン「浅草」駅、東部スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅、「押上」駅、「曳舟」駅
■第2会場:約1万2,000発(駒形橋下流~厩橋上流)
地下鉄銀座線・地下鉄浅草線・東武スカイツリーライン「浅草」駅、都営地下鉄「蔵前」駅

上野のパンダ大好きライターK「イキで、イナセな、下町風景」

花火大会の場所取り風景

毎年恒例・お約束の「ビニールシート場所取り」。とにかく開始2時間前なのに、すごい人・人・人!子連れの人は、迷子にくれぐれも気をつけて。

≫東京の屋形船で花火大会大会を楽しむには?予約方法解説

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