両国は江戸時代は一、二を争うにぎわいを見せていた盛り場で、川開きの花火や回向院境内での相撲の興行など、さまざまなエンターテイメントが集まっていました。 いまも両国国技館では1年に3回(初場所、夏場所、秋場所)大相撲の興行が行われ、毎回熱戦が繰り広げられます。
場所中でない時期も、併設の「相撲博物館」で昔の番付や化粧廻しなど相撲に関する貴重な品を見ることができます(平日10時~16時。ただし場所中は大相撲観戦者のみ入場可能)。
常設展もすごい「江戸東京博物館」
江戸東京博物館も人気のあるスポットです。よくいろいろな特別展を開催しているので、訪れたことがある人も多いと思いますが、常設展もすばらしいので、ぜひ両方見てみたいところです。
特に館内に突然現れる巨大な橋は必見です。昔の日本橋を再現したもので、長さは半分ですが大きさは実物大。江戸時代にこんな大きな橋ができていたなんて、驚きです。
金運を上げたい人は回向院にも足を運ぼう!
回向院は江戸時代から庶民の信仰を集めた浄土宗のお寺です。中でも有名なのは「鼠小僧」の墓でしょう。
義賊として活躍した鼠小僧ですが、この墓を削って身につけていると、金運がよくなるという伝説があり、ギャンブルなどにも効果があるとか。 いまは墓石自体を削ることはできませんが、その代わりに削る専用の石が墓の前に置いてあります。
■両国国技館
アクセス:JR両国駅 徒歩2分、地下鉄大江戸線 両国駅 徒歩5分
住所:東京都墨田区横網1-3-28
時間:[場所中]8:00~18:00
[場所中以外の相撲博物館]平日10:00~16:30
■江戸東京博物館
アクセス:JR両国駅 徒歩3分、地下鉄大江戸線 両国駅 徒歩1分
住所:東京都墨田区横網1-4-1
時間:9:30~17:30([土曜日]9:30~19:30)
■回向院
アクセス:JR両国駅 両国駅 徒歩3分、地下鉄大江戸線 両国駅 徒歩10分
住所:東京都墨田区両国 2-8-10
上野のパンダ大好きライターK「イキで、イナセな、下町風景」
国技館の前の絵はド迫力。この前で記念写真を撮る人多数。
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