どんな服装で屋形船に乗る?注目の着物イベント突撃取材(1)昔の着物と今の着物編

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屋形船の服装におすすめな着物

「浴衣を着て、屋形船に乗ろう!」と、5回にわたり浴衣の着方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

▼屋形船におすすめの服装「浴衣」を自分で着よう!

 

浴衣を含む日本の伝統文化「着物」は、知れば知るほど奥が深いものです。

その深みにはまって、日常のオシャレ着として着物を着用する人も最近は増えてきました。

せっかく1人で着物が着られるようになったので、もう少し着物の世界を見ていきたいと思います。

先日、日本橋で開催された日本最大級の着物文化イベント「2018年きものサローネin日本橋」。

着物に詳しくない方でもワクワクするような、楽しいイベントの様子を4回に渡り、ご紹介しましょう。

「きものサローネ」とはどんなイベント?

注目のイベント「きものサローネ」

写真提供:きものサローネin日本橋実行委員会

2018年10月5日(金)〜7日(日)と10月13日(金)〜14日(土)の全5日間にわたり、日本最大級の着物文化イベント「2018年きものサローネin日本橋」が開催されました。

「きものサローネ」とは、2012年から毎年開催されているきものファッション&カルチャーイベント。

昨年は15,000人もの人々が来場しました。

今年は10月5〜7日には100近くのブースが出店し、着物商品の紹介や体験講座などを行った「きものカーニバル」。13〜14日には、着物のファッションショー「きものコレクション」が行なわれました。

着物のコーディネート法や現代の着物ファッション事情など、着物をもっと楽しむためのヒントを探しに、早々取材を敢行!

「きものサローネ」でみつけた「着物の今、昔」をご紹介します。

着物の歴史が知りたい!長沼静きもの学園のファッションショー「KIMONO 今昔」

「昔の人たちは、どんな風に着物を着ていたのだろう?」そんな疑問に答えてくれたのが、14日に開催された長沼静きもの学園のファッションショー「KIMONO 今昔」です。

平安時代と現代の着物を比較しながら、着物の歴史を紐解くファッションショーを展開しました。

学院収蔵の貴重な着物も公開され、昔の着物がどのように現代の着物に受け継がれているのか、学ぶことができました。

編集部記者が特に印象深かった着物には「顔マーク入り」でご紹介!

公家の女性「旅装束」と現代の訪問着

長沼静きものファッションショー

昔の旅装束「壺装束」

平安時代の着物には裾を引きずるようなものが多くありましたが、長距離を歩くための「壺装束」は着物の丈が短いんです!

現代の「訪問着」

現代の旅装束「訪問着」

現代の「お出かけ用」着物として、紬の着物2種が紹介されました。

現在の着物は日常使いを想定し、防水加工などが施されたものもあるそうです。

着物姿にキャリーケースや日常使いのカバンを合わせても、おしゃれなことに驚きました。

子どもの装束今・昔

子どもの頃、七五三で着物を着た記憶はありませんか?

平安時代の公家の子どもが来ていた装束と、現代の七五三、13歳のお祝いの際に着る十三参りの振袖衣装を紹介。

公家の女児装束「汗衫(かざみ)」

公家の女児装束「汗衫(かざみ)」

公家の女の子が着ていた着物です。十二単衣に似ていて、後ろの裾が長いのが特長です。

現代の子ども装束「七五三」

現代の子ども装束「七五三」

こちらはおなじみ!女の子は3歳、男の子は5歳の時に着る着物。

子どもを連れているお母さん役モデルさんの白い着物が、控えめながらおめでたい催しにしっとりと華を添えているように感じました。

こちらは「十三詣り」の着物。

現代の子ども装束「十三詣り」

現代の子ども装束「十三詣り」

七五三に比べるとご存知の方は少ない行事かもしれません。

でも「十三詣り」は、関西地方では一般的で、特に京都では七五三よりも大切にしている地域もあるとか。

「十三詣り」の由来はいくつかあります。

13歳はちょうど干支が一回りし、昔でいうとちょうと大人の仲間入りをする時期と重なるいう説。

もう一つは、男女とも最初の厄年を迎えるため、その厄払いだという説。

3つ目は、菩薩の中でも13番目に生まれた「虚空蔵菩薩」に由来する行事だからという説です。京都嵯峨の虚空蔵法輪寺「虚空蔵菩薩」への「十三詣り」は有名だそうですよ!

子どもにはシックな色や淡い色合いよりも、はっきりとした元気な色が似合いますね。

花嫁衣裳の今・昔

昔の婚礼衣装「十二単」

昔の婚礼衣装「十二単」

十二単(じゅうにひとえ)は、現在も皇室の婚礼時に着用されています。平安時代の10世紀ごろに完成した成人女性(公家の女房)の正装です。

宮中などの公の場所で晴れの装いとして着用されていたそうです。

合わせる着物の色目(重ねめ)にも種類があり、それぞれに、着用する季節や名前が決まっています。

現代の婚礼衣装「打掛」

現代の婚礼衣装「打掛」

全身白無垢の衣装「白」には「純潔」という意味があり、「嫁いだ家の家風に染まる」という心を表現しているのだとか。

ただ白いだけではなく、素材や織り方・柄など色々なバリエーションがあるそうです。

現代の婚礼j衣装「和ドレス」

現代の婚礼j衣装「和ドレス」

最近では、成人式の時に着た振袖をリメークして、ドレスに仕立てる人が増えているそうです。

和と洋がミックスされ、独特の艶やかさがありました。

 

いかがでしたでしょうか?

変わっていないようで、少しずつ変化している着物。

普段あまり身近ではない着物へのイメージが変わったという方もいらっしゃるのでは?

次回は、振袖にテーマを絞った華やかなファッションショーの様子をレポートしますよ!

■取材協力
「2018年きものサローネin日本橋」
●2018年10月5日(金)〜7日(日)YUITO「きものカーニバル」「きものマルシェ」
会場:日本橋室町野村ビル5・6階
●2018年10月13日(金)〜14日(土)きものコレクション
会場:COREDO室町1  4・5階

主催:きものサローネ in 日本橋実行委員会
会場協力:日本橋三井ホール/ 野村コンファレンスプラザ
特別後援:三井不動産株式会社/ 野村不動産株式会社

 

▼「2018年きものサローネin日本橋」取材レポート

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