Twitterがご縁で『江戸芸かっぽれ体験』をしに、江戸川区・亀戸にお邪魔した編集部女子2名。
前編ではかっぽれの歴史とその名の由来についてざっくりご説明しました。
後編では亀戸道場で皆さんが披露してくださった踊りと、編集部のへっぴり踊り体験をお楽しみ(!?)ください!
かっぽれの服装って?浴衣にビビッドカラーのステテコ、豆絞り!
かっぽれを踊るときの服装は、浴衣にカラフルな帯、ステテコ、そして、真っ赤なたすきがトレードマーク。
頭には豆絞りをきりりと巻いた、ねじり鉢巻きで踊ります。
帯はお腹の下へググっと下げ、浴衣のすそをたくしあげ、帯の後に挟んだ「男踊り」スタイル。
師匠の后姫(ごうひめ)さんに伺うと、曲目や踊りにより、浴衣を降ろした「女踊り」や扇子などの小物などで変化をつけるそうです。
この時も、まずはお座敷などでよく踊られている「やっこさん」、「かっぽれ」、「松づくし」を披露してくれました。
松づくしは、松の名所を並べた唄で、扇子を松に見立てたおめでたい踊り。敬老会や新築祝い、結婚式などで喜ばれる芸目です。
お祭りやパレードで披露されるかっぽれに編集部が挑戦!
櫻川流江戸芸かっぽれ亀戸道場の皆さんは、つい先日の江東区区民祭りで踊りを披露してきたばかり!
今回は、パレードバージョンの踊りを編集部に教えてくださることになりました。
みるみるうちに衣装を着付けてくださり、頭には粋な豆絞り!
師匠から振付とその意味を習います。
師匠の後ろから必死についていく編集部I。振付の覚えが悪いと評判の私ですが、何とかついて行ける?ようですっ!
「和風エアロビクス」といわれるかっぽれ
このかっぽれ。実はなかなかの運動量です。片足で立ったまま回転するなど、体幹部がしっかりしてないとできません。
皆さん手慣れた様子で踊っていらっしゃいますが、先ほど体験させていただいた振付で、実際は1.7㎞ぐらいの距離を踊りながらパレードするそう!
かなり汗だくになります。
「和風エアロビクス」ともいわれるほど、なかなかハードな踊りなんです。
でも、ご安心ください。体力などに合わせて楽しく踊れるように工夫してくださるので、誰でも簡単に踊れます。
振付覚えられない編集部Iでも、それなりに踊れました!
もっとかっぽれの魅力を知ってもらいたい!目指せ「2020年東京オリンピック・パラリンピック」
あと2年後に開催予定の「東京オリンピック・パラリンピック」。国内外の大勢の皆様にかっぽれを知ってもらえるチャンスです。
一時は衰退してしまったこともあるというかっぽれですが、皆さんの熱い思いで今日まで継承されてきました。
小学校の運動会などでは、よくよさこい踊りやソーラン節を演目として取り上げられることが多いですが、ぜひ、かっぽれを取り入れてみてはいかがでしょうか?
江戸・東京の粋な伝統芸を次の世代へも知ってもらいたいものです。
櫻川流江戸芸かっぽれ亀戸道場では、小学校への出張指導も行っているそうですよ。
お目出たい席での出張披露もOKですし、会社の社内イベントとして体験もおすすめ。自治体のイベントでのデモンストレーションやお祭りにもぴったりです。盛り上がりますよ!
内緒で習って、会社のかくし芸として披露してもいいですね。面白い企画や社内イベントを企画中の幹事さん、気軽に問い合わせてみては?
もちろん、かっぽれ体験の後は、お江戸情緒たっぷりの屋形船で美味しいお料理に舌鼓ですね!
■取材協力
NPO法人江戸芸かっぽれ粋人会
櫻川流江戸芸かっぽれ亀戸道場の皆様
問合せ先:090-6187-3550(担当:中川さんまで)
▼ かっぽれを体験したら江戸川から屋形船に乗ろう!
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