ミュージカル『刀剣乱舞』にも登場した「江戸芸かっぽれ」って何?亀戸で踊ってきた!【前編】

オススメ情報

江戸芸かっぽれ体験

櫻川流江戸芸かっぽれ亀戸道場の皆さん

こんにちは!屋形船の達人編集部です。

今回はTwitterがご縁で「NPO江戸芸かっぽれ粋人会」さんから、『江戸芸かっぽれを体験してみませんか?』というお誘いを頂きました。

むむむ??何それ??会社のスタッフに聞いたところ、何人かからレスがありました。

「刀剣乱舞のミュージカルで踊ってましたよ!」

「かっぽれ!かっぽれ!!って踊るやつですよね」

ざっくりとした情報によると、江戸時代後期から続く、滑稽な手踊りだそうです。これは面白そう!ということでさっそく取材に行くことになりました。

果たして、かっぽれとはどんな踊りなのでしょうか。振付覚えられないベスト3にランクインされている編集部Iでも踊れるのでしょうか・・・。

前編では「かっぽれ」についての歴史や語源などをざっくりご紹介。

後編ではお邪魔した亀戸道場で皆さんが披露してくださった踊りと、どんくさい編集部のへっぴり踊り(!?)をご披露いたしましょう!

「江戸芸かっぽれ」とはどんな踊り?そのルーツは?

名所江戸百景「日本橋通一丁目」略図

歌川広重・名所江戸百景「日本橋通一丁目」略図

かっぽれとは、無形文化財の「住吉踊り」がルーツだといわれている大道芸・お座敷芸のひとつ。五穀豊穣を願い、大阪の住吉大社の御田植神事で踊られているものです。

歌川広重「名所江戸百景」の中で、住吉踊りの「御連中」という一座として描かれています。

幕末〜明治期のかっぽれ(住吉踊り)

幕末〜明治期のかっぽれ(住吉踊り)

起原は諸説あるそうですが、江戸の浅草三社様境内で踊られてきた「江戸住吉踊り」だといわれています。

「かっぽれ」の型を築いたのは江戸の願人坊主(がんにんぼうず)たち。

願人坊主とは日本の大道芸人で、寄席に登場してから人気が高まり、芸妓がお座敷の余興として歌い踊り、上流階級にも知られるようになったとか。

男芸者といわれる「幇間(ほうかん)」や歌舞伎舞踏「「栄華(えいが)の夢全盛遊(ぜんせいあそび)」でも踊ったそうですよ。

「かっぽれ」とは「岡惚れ(おかぼれ・おかっぽれ)」の意味

かっぽれの語源は「おかっぽれ」

「かっぽれ」は「岡惚れ」がつまった言葉といわれています。

「岡」には「かたわら」という意味。よく知らない異性などに見ただけで惚れてしまう、他人の恋人にかたわらからひそかに恋い慕う(片思い)ということを「岡惚れ」といいます。

時代劇などでよく出てくる「岡場所」という言葉も、吉原以外の遊郭という意味。「岡っ引き」も奉行所の組織の外で活躍するという意味があるように、「岡」という言葉はいろいろ使われていることがわかりますね。

紀伊の民謡「鳥羽節」の中で「私しゃお前に かっ惚れた(かっぽれた)」というフレーズがあり、ここから「かっぽれ」のフレーズが生まれたそうです。

櫻川流江戸芸かっぽれ亀戸道場にお邪魔しました

写真中央が櫻川后姫(ごうひめ)師匠

写真中央が櫻川后姫(ごうひめ)師匠

ということで、江戸芸かっぽれの体験に亀戸・カメリアホールへお邪魔してきました!

師匠の櫻川后姫さんは、平成元年に梅后流かっぽれに入門。平成4年に師範免許を取得されました。

現在は亀戸や西大島でかっぽれを教えていらっしゃいます。

東京マラソンのランナー応援や亀戸天神祭り、江東区民祭り、日本橋・京橋踊りなどさまざまなイベントでも踊りを披露。

江戸の伝統芸であるかっぽれの普及活動に貢献されています。

かっぽれにはお目出たい踊りも多数あり、新築祝いや会社の周年記念パーティ、結婚式など、「縁起物」としても大人気!

屋形船で長寿のお祝いや会社の創立記念パーティを企画しているときも、出張してくれるそうですよ。

サプライズの演出としていかがでしょうか?

さて、次回【後編】ではかっぽれ踊りのいろいろと、どたばた体験談をお届けします

■取材協力
NPO法人江戸芸かっぽれ粋人会
櫻川流江戸芸かっぽれ亀戸道場の皆様
問合せ先:090-6187-3550(担当:中川さんまで)

 

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