「墨堤」とは、隅田堤とも呼ばれ、三囲神社から木母寺まで隅田川沿いに伸びた遊歩道。特に吾妻橋から桜橋までの桜は大変見事です。
屋形船で隅田川の上から桜見物をしたあとは、岸に上がって「墨堤(ぼくてい)さくらまつり」を楽しむのはいかがでしょうか?
墨堤(ぼくてい)の桜とは?
「墨堤さくらまつり」は、昭和55年から毎年桜の時期に、隅田川の東側(墨田区側)および桜橋周辺にて開催されているお祭りです。
もともと隅田川は江戸時代から桜の名所として知られていますが、江戸時代に八代将軍吉宗の命により堤防保護と風流を考えて植栽したのが始まりと言われています。
長命寺の近くには明治時代に榎本武揚の筆による「墨堤植桜の碑」が建てられています。
見られる品種はソメイヨシノをメインに、山桜、大島桜などがあり、隅田公園内に44種343本があります。
墨堤(ぼくてい)さくらまつりの魅力は?
墨堤さくらまつりでは、のんびりと散歩をしながら桜を眺めることもできますし、隅田川沿いの遊歩道に出店する模擬店をめぐったり、 桜橋の周辺で行われている和太鼓の演奏や大道芸を見物したりと、いろいろな楽しみ方ができるのも魅力です。
桜はライトアップされますので、夜も大にぎわいです。
花より団子派なら「長命寺桜もち」
近くの向島には、かの有名な「長命寺桜もち」のお店があります。
桜の時期にぜひ食べたいところですが、この時期は予約が殺到しているため、店頭販売の時間が制限されていることも。
「長命寺の桜もち」は土手にあった桜の葉っぱを塩漬けにし、もち菓子を包んだ「桜もち」を考案。
向島の名跡・長命寺の門前にて売り始めたところ、花見客の間で人気を呼んだそうです。引用元:「貸切バスの達人」バス観光マガジンより
「花より団子」派の方は、予約をしておくほうが無難ですね。 上品な味わいの餡と葉の香りが絶妙です。
ちなみに「言問団子」のお店も近所ですが、こちらも大人気なので、行列覚悟で行ったほうがよさそうです。
隅田川屋形船の乗船場
吾妻橋のアサヒビール本社前には、浅草の屋形船・吾妻橋乗船場(公共乗船場)があります。水上バスは隅田川を挟んで向かい側。
また、吾妻橋から出船する屋形船「あみ清」は、吾妻橋を挟んで、水上バス乗り場と逆側から出船します。
<隅田川・墨堤までのアクセス>
地下鉄銀座線・地下鉄浅草線・東武スカイツリーライン「浅草」駅から徒歩5分
■「墨堤さくらまつり」概要
開催日:例年3月下旬~4月上旬 10時~21時ぐらい
住所:墨田区向島1丁目、2丁目、5丁目
ホームぺージ
問合せ先:墨田区観光協会 03-5608-6951
観光バス駐車場:区営隅田公園自動車駐車場 中型バス・大型バス5台(30分400円)
上野のパンダ大好きライターK「イキで、イナセな、下町風景」
桜もちと言問団子、両方食べたらもうお腹いっぱいです。
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