江戸時代もお笑いや演芸は庶民たちの娯楽として親しまれてきました。江戸初期には「こっけい噺(ばなし)」や、身振り手振りを交えた「仕方噺(ばなし)」などが登場。
「落語」は江戸時代に成立した伝統芸能としていまに伝わっています。今回は気軽に江戸の伝統芸に親しめる「浅草演芸ホール」をご紹介します。
貴重な常設の寄席・浅草演芸ホール
昔から続く下町の娯楽の殿堂といえば、やっぱり寄席。
浅草演芸ホールでは毎日のように落語や漫才、マジックなどを見ることができます。 予約は不要で、座席さえ空いていれば、いつでもふらっと行って見ることができる気楽さも魅力。
滑稽話で大笑いしたり、人情話にほろりとしたりと、プロたちの話芸を堪能できること間違いなし!
テレビでよくみる人気漫才師が出演することもあるので、浅草演芸ホールのWebサイトで出演者を事前にチェックしてみるのもいいかもしれません。
実際に落語を聞いてみる!
落語というと、古い話でとっつきにくいと思われるかもしれませんが、噺家さんの中には「新作」という、 いわゆる現代を舞台にしたお話を得意とする方もいらっしゃいますし、古典落語でも昔の風習などは、最初にさりげなく説明してくれたりするので、意外とすんなり頭に入ってきますよ。
一般的に主任(いわゆるトリ)は、人気のある噺家さんが務めることが多く、主席がお目当てのお客さんは、番組の最後のほうにやってくることも。ただ、人気のある噺家さんですと、早い時間に行かないと満席で立ち見なんてこともあるので注意が必要ですね。
古典落語では、隅田川(昔は大川と呼んでいました)や、舟の話もよく登場します。やはり、下町文化と隅田川は昔から切っても切れない関係なんですね。
- アクセス地下鉄銀座線・地下鉄浅草線・東武スカイツリーライン「浅草」駅から徒歩3分
つくばエクスプレス「浅草」駅から徒歩10分 - 住所東京都台東区浅草1-43-12
- 時間11:40~21:00
- 最寄りの乗船場浅草エリア船宿、吾妻橋乗船場
屋形船の上で落語や演芸を楽しむこともできます!
船宿によりますが、プラス料金で落語家や漫才師、マジシャンなどをお願いし、船の上でエンタテイメントを楽しむこともできます。会社の周年記念行事や長寿のお祝いなど、特別な時に楽しんでもいいですね。詳しくは事務局までおたずねください。
浅草から出船する屋形船は、「あみ清」の他にも隅田公園桟橋から出船する「屋形船 釣庄」があります。この他にも隅田川へと周遊する屋形船は「浅草橋」や「蔵前」からも出船しています。
乗合屋形船・貸切屋形船、いずれの場合でもお手配しますので、事務局までどんどんリクエストしてください。