吾妻橋は数多い隅田川の橋の中でも、一番観光客になじみがある橋でしょう。
雷門通りが通り、西側には浅草寺などを擁する浅草の街。東側はアサヒビールの社屋や墨田区役所があり、さらに東に少し歩くと、いまや東京の観光名所としてすっかり有名になった東京スカイツリー(R)があります。
まさに東京観光地の中心といってよいでしょう。
また、屋形船の吾妻橋乗船場も吾妻橋の西詰にあります。
庶民が作った吾妻橋
その歴史は江戸時代の安永3年までさかのぼります。
吾妻橋の前に架橋された下流の両国橋は幕府の手によるものですが、吾妻橋は地元に住む人々によって作られました。
名前の由来には諸説ありますが、初めて架けられたころは「大川橋」という名称でした。これが東岸にある「吾嬬神社」への道筋にあたることから、「吾妻橋」になったという説があります。
欄干などは赤く塗装されており、よく目立つ印象的な姿をしています。
春夏秋冬の隅田川を楽しめる観光地
一年中、観光客でいっぱいの吾妻橋周辺ですが、特に春の桜で有名な隅田公園は吾妻橋のすぐ北にあり、また夏の隅田川花火大会のメイン会場もこの橋の近くということで、一層にぎわいます。
また、東京スカイツリー(R)がよく見える場所でもあります。
もちろん、屋形船の目的地としても、もっとも人気がある場所のひとつです。船の上でも、船を降りても楽しめること間違いなし!
■吾妻橋
住所:東京都台東区雷門2丁目・花川戸1丁目~墨田区吾妻橋1丁目
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