東京と日本の魅力をいいとこどり!訪日外国人向け「東京“屋形船”ナイトクルーズ・エンタテイメント」

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天王洲アイルイベントレポート

2020年に東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、大勢の外国人観光客が日本を訪れると予想されています。

宿泊ホテル数不足が予想されているため、大型のクルーズ船をホテルシップにするというアイデアのもと、横浜ではプリンセスクルーズ「サン・プリンセス」の寄港が決定し、すでに満室。

東京国際クルーズターミナルではコスタクルーズ「コスタ・ベネチア」が決定。2020年7月24日から29日までの6日間の寄港を予定しており、すでに発売開始しています。

さらに川崎ではドリームクルーズ「エクスプローラードリーム」が決定(詳細未定)。来年に向け、水辺のレジャーがよりいっそう熱い視線を集めていますね。

そんな気運をさらに盛り上げる企画が品川でスタート!それが訪日外国人向け「東京゛屋形船”ナイトクルーズ・エンターテイメント」です。

天王洲アイルから出発する関係者向けクルーズに参加

2019年10月8日(火)から運行開始に先駆け、一足お先に編集部が体験乗船&取材してきました。今回はバングラディッシュから来日し、わが社でシステムエンジニアとして大活躍中のカビル(Kaibal Kabir)も同行。

【前編】では今回の企画の魅力と品川からの舟遊びのおすすめポイントをご紹介。

【後編】では編集部の乗船体験と訪日外国人目線での率直な感想もお伝えしたいと思います。

訪日外国人向けの「東京゛屋形船”ナイトクルーズ・エンターテイメント」とはどんなもの?

訪日外国人むけのおすすめエンタテイメント

(画像提供:天王洲・キャナルサイド活性化協会)

屋形船は江戸時代から続く日本の“粋な”遊びとして、食文化や風俗などをいまに伝えるエンタテイメント。

特に東京の屋形船は、魅力的な観光スポットをダイジェストに網羅する「移動手段」としても国内外に高い評価を受けています

屋形船から見たお台場の景色

屋形船から見たお台場の景色

ところが、訪日外国人向けのサービスは整いつつあるといいながらも、まだまだ不十分なところが。「屋形船の達人」事務局に「英語対応できる屋形船はありますか」「ムスリムメニューに対応してもらえますか」などの問合せが増えています。

来年、大勢の外国人観光客をお迎えするにあたり、世界有数のナイトエンタテイメントである屋形船をもっともっと盛り上げたい。魅力的な水辺のレジャースポットとして、品川にも注目してもらいたい。

そんな思いから今回の企画がスタート。品川区後援、旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会協力により、訪日外国人向けの魅力的なエンタテイメントを気軽に楽しめるクルーズプランが「東京゛屋形船”ナイトクルーズ・エンターテイメント」です。

屋形船を外国人に案内するには?英語ガイド可能な屋形船

「東京゛屋形船”ナイトクルーズ・エンターテイメント」は天王洲からスタート!品川出発の魅力は?

品川船溜まり

品川船溜まり

屋形船というとどうしても「浅草」というイメージを持たれる方が多いと思います。日本人はもちろん、訪日外国人の方も浅草観光×屋形船という流れがスタンダードなのではないでしょうか?

しかし、品川も古くから船遊びが盛んな地域なんです。

旧東海道宿場町

旧東海道品川宿周辺

数多くの船宿がひしめく「品川浦 舟だまり」。いまも宿場町の面影が残る旧東海道品川宿もあります。

また、天王洲アイルはアートや水辺のレジャー最先端の町として、魅力的なお店やギャラリーが立ち並び、休日になるとさまざまなイベントが開催されています。

天王洲アイルキャナルサイド

天王洲アイルキャナルサイド

屋形船の手配を担当する事務局のNも「情緒あふれる屋形船を満喫するなら品川がイチオシ!」といいます。「屋形船の達人事務局」Nからのおすすめポイントをまとめてみました。

品川から屋形船に乗船するメリット

  • 新幹線、空港(羽田・成田)へのアクセスが良い
  • 駅前周辺にホテルが多いので、遠方からのお客様でも移動が少なくてすむ
  • 実は隅田川沿いは夜景スポットが少ないので、お台場周辺でゆったり停泊する品川出発クルーズの方が夜景を存分に味わえる
  • 特にお花見の季節は超穴場!品川周辺でもお花見が楽しめるのでまさにお花見三昧!
  • 会社帰りにもアクセス便利で、屋形船下船後の二次会に使えるお店がいっぱいある
  • 天王洲アイルなら倉庫群やおしゃれなバルなどあり、乗船前後もゆっくり楽しめる
  • 浅草駅からすぐの船宿は1~2社しかない
  • 品川は船宿が多いので選択肢が多い
  • 品川駅にはアトレやエキュート品川が入っているのでお買い物やお土産購入に不自由しないのもポイント高し!

「大人数から少人数まで大きさもいろいろ、お料理も船宿によって個性がある」とのこと。

まさに品川の屋形船は、東京に観光で訪れた人、会社の社内イベントはもちろん、訪日外国人にも“穴場のスポット”といえそうです。

「東京゛屋形船”ナイトクルーズ・エンターテイメント」の内容は?魅力は?

クルーズは天王洲 T-LOTUS桟橋から出発

クルーズは天王洲 T-LOTUS桟橋から出発

屋形船は「天王洲 T-LOTUS桟橋」から出発します。おしゃれなカフェが立ち並ぶ第三水辺広場に隣接。

屋形船が発着するk第三水辺広場周辺

品川屋形船の訪日外国人向け遊覧コースは以下の通り。

  1. 天王洲 T-LOTUS桟橋出発
  2. お台場シーサイド公園・レインボーブリッジ周辺で停泊し、ルーフデッキで記念撮影
  3. 隅田川を航行、東京オリンピック選手村のエリアを通過
  4. 永代橋周辺で停泊し、ルーフデッキで記念撮影(スカイツリーが見えます)
  5. 勝鬨橋の下、レインボーブリッジの下をくぐり、天王洲 T-LOTUS桟橋に戻って終了

また、屋形船船内では以下のようなエンタテイメントが予定されています。

  • 日本ではおなじみの「鏡割り」体験
  • 揚げたて天ぷらをはじめとする和食の提供
  • プロカメラマンによる記念撮影(お客様のスマトフォンでの代行撮影もします)
  • 日本文化体験(例:着物着付け、大道芸、古典舞踊、古典遊戯など、運行ごとに毎回内容が異なります)
  • 訪日外国人向けに多言語での船内表記、観光案内・ビデオ放送、英語対応可能なスタッフの動向など

品川発着で楽しむ東京・屋形船の魅力、そして、日本ならではのエンタテイメントを大勢の訪日外国人の方に知っていただく、よい機会になりそうですね!

次回【後編】では、実際のクルーズ体験についてご紹介していきましょう。

「東京“屋形船”ナイトクルーズ・エンタテイメント」概要

ナイトクルーズ・エンタテイメントの概要

運航期間:2019年10月8日(火)~2020年3月31日(火)
※毎週火曜日運航、ただし年末年始、休日は除く
運航時間:毎回19時出航(21時30分頃に帰港予定)
乗船場所:天王洲 T-LOTUS桟橋
(東京都品川区東品川2丁目先 品川区天王洲アイル第三水辺広場隣接)
乗船定員:30名(申し込み先着順)
※定員は使用する屋形船により変動あり
参加費用:13,000円/名(消費税込)
申し込み先:特設WEBページより、各運航当日16時まで受け付け
ヴォヤジン(Voyagin)

■取材協力
一般社団法人 天王洲・キャナルサイド活性化協会

屋形船をもっと楽しむ東京街歩き【品川編】

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